前橋市川原町のパーソナルトレーニングジムGYMPLANETです。
さて、年末年始は忘年会・新年会、そしてお正月休み等で普段の生活よりも食べる機会が増えるかと思います。
その結果、体重の増加はもちろんのこと、見た目として脂肪を増えたと感じるかたも多いでしょう。
そう!恐怖のお正月太り。
多くの場合、12月の忘年会・お正月が終わったあたりから体に微妙な変化が表れ「あれ?太ったかな?」と考え、1月の新年会が一通り終わったあたりで体重と見た目に変化が表れてしまい、2月から本格的にダイエットをスタートするという傾向が多いと思われます。
お正月太り&年末年始太りの原因
ここで考えておきたいのは、お正月太りと年末年始太りの原因についてです。
むくみによる体重の増加なのか、それとも脂肪が増えた(脂肪細胞が大きくなった)うえでの体重の増加なのかをある程度判断しておくとダイエットがスムーズに運ぶと思います。
年末年始に塩分が多い食事が多かった場合はむくみが原因となって体重の増加と見た目の変化となっているケースもあります。その場合、むくみを改善する対策を取ってからでも遅くないかと考えられます。
一方で、炭水化物や脂質を多く取った食事が多かった場合、むくみと同時に脂肪細胞が大きくなってしまい脂肪が増えて体重が増加した可能性があります。その場合は、すぐにダイエットに入った方がよいでしょう。
では、お正月太り・年末年始太りの原因別にどのように進めていくべきか考えていきたいと思います。
むくみが原因だと思われる場合
塩分が多い食事をたくさん摂ると、水を引き込んでしまうのでむくみやすくなります。その影響で太ったと感じることがあります。むくみは顔に出る人・足に出る人・体全体に出る人など様々です。
どのタイプだとしても、むくみ対策としては体を動かして代謝を良くすることと水分をいつもよりも多めに摂ることが重要になります。
「むくんでるのに水をたくさん摂るの?」と思われるかと思いますが、水分が足りていないと体が「体内に水が入ってこない!貯めておかないと!」と考え水を溜め込んでしまいます。その結果、むくみが発生してしまうと言われております。ですので水分を多く摂って水分が満ち足りている状態にしないと水を排出してくれないのですね。よって、いつもよりも水分を多く摂ることがむくみを改善することに繋がるのです。
摂るべき水分はカフェインと糖分が入っていない水分です。コーヒーや緑茶はカフェインの含有量が多いので水分としてはカウントしません。フルーツジュースなども糖分が含まれているのでカウントしないようにしましょう。お茶であれば麦茶がカフェインが入っていないので麦茶が良いと思われます。
運動はやはりウェイトトレーニングが良いと考えられます。ただ単にむくみを取るのであれば自重トレーニングでも良いと思われます。有酸素運動を行うのも良いですが、有酸素運動の場合はジョギングではなくウォーキング程度でよいです。時間は30分程度で問題ないでしょう。あまりハードな有酸素運動にはしないほうが良いと考えられます。
むくみを取るだけであれば、水分を多く取り30分ほどのウォーキングを週に2〜3回ほど行えばむくみは取れると考えられます。これを一ヶ月ほど行ってみましょう。
脂肪が増えたのが原因だと思われる場合
炭水化物や脂質を多く摂った場合はむくみと同時に脂肪が増えた可能性が高いと思われます(炭水化物は水も引き込むのでむくみの原因にもなります)。お腹の脂肪などをつまみ、あきらかに脂肪が増えたと感じる場合は早めにダイエットを始めた方が良いと思われます。
なぜ年末年始・お正月太りを早めに解消したほうが良いのかというと、その時の体重がベースになってしまうからです。
例えば、体重60キロの人が年末年始・お正月太りで3キロ増えたとします。「ダイエットしないとな〜」と思いながら一ヶ月・二ヶ月・半年と経過していくと体重が増えた状態の63キロが当たり前になります。その状態のまま、翌年の年末年始に入り2キロ増えたとします。体重は63キロ+2キロで65キロになります。
そして2月くらいにダイエットを始めたとしましょう。ダイエットができて仮に2キロ減ったとします。「よし!ダイエット成功だ!」と考えたとしましょう。しかし・・・実は60キロの時に比べて体重は5キロ増えていて、その状態から2キロ減ったので60キロには戻っていないのです。それを毎年繰り返していたとしたら・・・どうでしょう?右肩あがりで体重が増加していきます。
よって、脂肪が増えたと感じる場合は早急にダイエットを始めた方が安全だと考えられます。
まとめ
まずはむくみだけで体重が増加しているのか、脂肪も一緒に大きくなってしまっているのかを判断しましょう。
むくみだけだろうなと判断した場合は、むくみを取る対策をとっていきましょう。
もしむくみだけではなく明らかに脂肪も増えたなと感じた場合、早めにダイエットに取り組んでいきましょう。右肩上がりで体重が増えていかないためにも早めの対処が重要です。