質問:プロテインは飲んだ方がいいですか?
前橋市川原町のパーソナルトレーニングジムGYMPLANETです。
今回はプロテインに関する質問をたくさんいただくので回答する形でシェアしたいと思います。
筋トレ=プロテインという認識
筋トレ=プロテイン
そんなイメージが定着しつつあります。もちろん私GYMPLANETの代表もプロテインを毎日摂取しております。
プロテインを飲むこと自体が特別なことではなく、プロテインを飲むことが一般的なこととして認知されているからこそ、筋トレ=プロテインという認識が広まっているのだと思います。
それだけフィットネスが定着しつつあるのではないでしょうか。その反面、プロテインを飲むタイミングや飲む理由などはまだまだ認知されておりません。
GYMPLNAETの会員様からもプロテインを飲むタイミングと飲む理由などに関しては多くの質問をいただいております。
プロテインに関しては情報を一つのページでまとめるのが難しいので、2回に分けます。そこで今回はプロテインを飲む理由についてをお伝えしていきます。
プロテインを飲む理由
プロテインを飲む理由、それは単純にタンパク質を摂取するためです。
タンパク質は筋肉を育ててる意味でも重要ですし健康的な体を作っていく上でも重要な栄養素です。筋肉はもちろんのこと皮膚や髪の毛など体のほとんどの部分でタンパク質(アミノ酸)が利用されています。
ですので、タンパク質を摂取することはとてもとても重要なのです。
一般的には 体重×1.5g は摂取すべきと言われております。もちろん食が細い方もいらっしゃるので体重×1.5gを摂取するのも難しいかもしれないので、最低でも自分の体重は摂取したいところです。
トレーニングを行なっている方であれば体重×2g くらい摂取しても全く問題ありませんしむしろ推奨されています。
ただ、これらの量のタンパク質を普段の食事から摂取するのは正直なところ難しいです。
タンパク質を食事から摂取するのは難しいかも
例えば、コンビニで販売されているサラダチキンを一個食べると役20〜25gのタンパク質を摂取できますが、体重が60キロの方が体重分だけサラダチキンから摂取しようとしたら1日で3個食べないといけません。つまり、毎食サラダチキンを1個食べるのが最低限の量となるわけです。
そこでプロテインです。
プロテインのメリット
プロテインはそのほとんどがパウダー状のものでして、主に水で溶かして飲みます。
平均的な数値でいうと1スクープ(1杯)で20g以上のタンパク質が入っています。(ちなみに、1スクープ20g以下だとコストパフォーマンスが悪いので20g以上のプロテインが摂取できるものがオススメです)。
体重が60キロで1.5倍のタンパク質を摂取するとしたら90gのタンパク質が必要になるのですが、プロテインから60gが摂取できてしまえば残り30gなので食事から摂取することも難しくありません。
しかもプロテインはドリンクなので、摂取するのが簡単です。
食が細い人こそプロテインを利用しよう
食が細いと食べるのが難しいケースもあります。コンビニのサラダチキンは1個あたり20g以上のタンパク質が入っているのですが、サラダチキンを一個食べるのが難しい方もいると思います。
しかしプロテインであればサラダチキン一個食べるのと同じ、もしくはそれ以上のタンパク質をドリンクとして摂取できます。
食が細く食べるのが苦手な方でも、プロテインを上手に使えばタンパク質を摂取できるのです。
理想は食事からタンパク質を摂取する
ただし食事からタンパク質を摂取するのが理想です。
食事誘発性熱産生というものがあります。詳しくは厚生労働省のこちらのページをご覧ください。
食事誘発性熱産生 / DIT | e-ヘルスネット(厚生労働省)
簡単に説明しますと、食事によって摂取した食物を分解されるのですがその分解の際にカロリーを消費し、その結果代謝が良くなるというものです。
タンパク質・脂質・炭水化物を一緒に摂取する一般的な食事内容の場合、食事をしただけで摂取した食事の約10%のカロリーを消費できます。
つまり、800kcalの食事を摂取した場合80kcalのカロリーを食事によって消費できるので、720kcalになるというものです。
そういったことからも、体に必要な栄養素は食事から摂取するのが理想です。
しかし、文中でもお伝えしたようにタンパク質に関しては食事だけで摂取するのが難しいです。食が細いという理由だけでなく、時間の問題もあります。
プロテインは粉状のものを水に溶かしてのむので手軽ですし、持ち運びも楽なので活用していくと良いでしょう。
ダイエットが目的でもプロテインは飲んだほうが良いの?
ダイエット中でもプロテインは飲んだ方がいいのか?というご質問をいただきます。
ダイエット中でもダイエットをしていなくても、タンパク質の摂取量は変わらないので、食事だけで摂取しきれないようであればプロテインを飲むべきです。
特にダイエット中はタンパク質の摂取量をキープすることが重要になってきますので、タンパク質量を減らさないためにもプロテインは飲んだほうがよいでしょう。
結論:プロテインは飲んだほうが良い
ということでいくつかの理由を述べてきましたが、ボディメイク・ダイエットともにプロテインは飲んだ方がよいと考えられます。
理由はタンパク質を手軽に摂取でき、コストパフォーマンスにも優れているから摂取すべきだと考えられます。
ほとんどの方に当てはまるのが、タンパク質不足です。
最低でもじぶんの体重と同じ量、できれば自分の体重の2倍のタンパク質を摂取すべきですが、ほとんどの方がそれだけの量のタンパク質を摂取できていません。
筋肉はもちろんのこと皮膚や骨もタンパク質が必要になりますので、タンパク質を摂取しておいて損はありません。
タンパク質を摂取するためには食品で摂取することがベストではありますが、摂取量を全て食品でカバーしようとするのはとても厳しいのでプロテインでカバーしていくのが良いと考えられます。
プロテインは必須ではありません。
しかし、1日のタンパク質摂取量をカバーするにはプロテインを活用して行くことをオススメします。